オオカミ Wolf

主な生息地カナダ、アラスカ、北極圏
体長・体重140cm 〜 200cm 、 30kg 〜 40kg
毛の色北極圏に生息する個体は白に近い、エリアによって差がある
好物動物の肉
特徴一年に一度毛が生え変わるが冬季の毛は厚い

オオカミ(Wolf)はイヌ科の哺乳動物で大きなハスキー犬にそっくりな風貌をしている。オスはメスより10%ほど大きく全長のうち尻尾の長さが約 1/4 を占める。アメリカ本土では既に絶滅していて、北米ではアラスカとカナダ、北極圏に生息している。カナダで最も大きな個体は北西部、最も小さい個体は北極圏の島に生息している。常に群れで行動することが知られていて、大人のオス、メスを筆頭に年齢別に子供たちが続き、上下の関係がはっきりしていると言われている。
一般に大陸オオカミと呼ばれるグレイウルフ、ティンバーウルフなどをオオカミと呼んでいる。アメリカでは、家畜を襲う悪者として扱われ絶滅した。その影響で生態系に変化が起こり天敵の減ったシカなどが大量に増え牧草を食べ尽くすようになった。この為、イエローストーン国立公園では、カナダで捕獲した野生のオオカミを公園内に放ち、増えすぎたシカ(エルク)の頭数調整に成功している。

オオカミ 生息マップ